“つながる読書術”を洋書読書に活かす

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現在英語の多読として洋書のホラー本などを読んだりしています。英語の多読という勉強法については、一般的に記録はしてもしなくて、本人のやりたいとおりにすればいいとされています。本をたくさん読むことで基本単語や表現は繰り返しであうため定着していくとされるからです。

でも和書では本を読んで記録をしたり、アウトプットのために読むのがより理解力を高めるとされています。記録をとるのは読書を妨げるのでやめた方がいいのか、メモなどした方が読書効率は高まるのか気になるところです。

作家でコラムニストである著者が”つながる読書術”という本をだしていたので、電子書籍リーダーのKindleを用いた洋書読書に活かせないか読んでみました。

個人的に気になった点は3点挙げるとすると、

① 本が大切とするところではなくて、主観的に気になるところや人に教えてあげたい箇所とその理由を抽出する

②著者の最新作、代表作、処女作を読む

③書評は、事実の面白さ、解釈の面白さ、文体の面白さで書く

といった点です。


出版日:2011年11月18日

出版社:講談社(講談社現代新書)

ページ数:264

著者について

作家、コラムニスト、ジャーナリスト。1958年長野県に生まれ。文章を書くことを生業としていて、コラムなどを書く際にはその著者の著作をほぼ全て取り寄せ短期間の内に読み込んだりされていたそうです。ソーシャルネットワーキングでの情報発信や読書会、電子書籍の自己出版、アジア向けのメーリングリストなど活動は多岐にわたるようです。

本の概要


本の読み方、選び方、書評の書き方、読書会の開催方法など本の読み方や情報発信について書かれています。電子書籍についても書かれていますが、著者はアナログはでどちらかというと電子書籍には否定的な見解で本書の読書法も付箋をはるなどアナログ本の読み方が主です。本の内容を鵜呑みにするだけでなく批判的に読むということも言っていて、ところどころに著者の批判して的精神が垣間見えた主張も見受けられます。

洋書読書に活かせそうな内容


読書会や電子書籍の作成などは洋書を読む身としては実践が難しいので、主に著者前半の本の読み方や書評の書き方が参考になりそうです。

主観的に面白いことを記録する


アンダーラインを引く場所が多すぎるのは初心者の印であるといいます。引く線が多すぎると処理する情報が増えるため、なるべくポイントを絞るべきなのです。1冊の本から面白い箇所を10箇所、人と話し合いたいあるいは自分で与えたいというテーマを三箇所、これは絶対納得できないと主張した1箇所を指摘できればその本は読んだと見なしていいとのことです。

洋書を読んでいると、人物名や設定が覚えにくいので、キンドルなどで多くの場所に線を引きたくなります。分からない単語も多いので線を引く場所はどんどん増えていきます。でも結局線を見直すことはそんなにないのが現実です。

一昔前に、三色ボールペン読書術という本を読んだ頃があります。最も重要なことは赤、そこそこ大事はことは青、主観的に面白い箇所は緑をひくという読書法です。青は気軽に多めに引いてもよく、赤はそんな青の中から厳選して選んでいくのです。この方法は、線を引く場所が具体的に書かれていて分かりやすかった気がします。でもKindleだと色が選べないし、結局そこかしこに線を引いて終わるので挫折した気がします。

何が言いたいかというと、本の中で重要なことを選ぶ方法はそれなりに難しいということです。実際どこを選ぶかは多くの読書本がいうところで経験を得て身につけるということになります。そして本が主張する重要なことを記録しても興味がなければ、面白くなければ結局記録しただけに終わってしまうことがほとんどですし、他人に紹介する際にも何が面白かったかわからずに終わるのが落ちというわけです。

Kindleの場合、単語などはタップすれば自動的に単語帳に単語が登録されます。また、内容的に重要そうなところに線を引こうとしても、どこが重要かは初見ではわかないことが多いです。また、一文だけでは意味がわからず頁全体を引かなければならなくなるやもしれません。なので、線を引くとしたらここは面白いなというところに絞って線を引くか、ブックマークをつけるのが実際的なのかと思います。

著者の最新作、代表作、処女作を読む


洋書を選ぶ際に、とにかく数が多くて悩みます。著者の最新作、代表作、処女作を読むというのは何を選ぶかに非常に参考になりそうです。多作な作家の場合、どこからどこまで読むかは非常に悩ましい問題です。著者の最新作、代表作、処女作を読むという方針を立てれば、とりあえず三作で一つの目処が立ちそうです。さらに読みたければ、堂著者の作品を選び、満足したら他の作家を選ぶというのがいいかと思います。


同じ著者を選ぶと文体が似ていて単語も同じようなのでてくるので基本二作目以降は読みやすいです。さらに同著者で全部の作品を読んでみると同一著者の表現の幅が分かると言うことですが、全部読めなくてもとりあえず三点のみしぼるというのは便利な方法と思います。

書評の書き方


書評は、事実の面白さ、解釈の面白さ、文体の面白さで書くというのも目からうろこです。気になったところを無秩序に選ぶのではなくて、ちゃんと、3点に絞って書くというのは一つの方針になります。本ブログでも書評を書くのに参考にしていこと思います。ただ洋書の場合は読むのに日本語の本より時間がかかるので読み終わらないと欠けないという問題はあります…

さいごに


本の中で主観的に面白いところを大事にする、同著者の発表時期を変えて読む、何が面白かったかを明確にするというのは洋書を読む際にも役にたちそうなので実践していきたいところです。

最期まで読んでいただきありがとうございました。

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